整備されたサイクリングロードを鳥を見ながらのんびり走れて楽しかった!
またまた緊急事態宣言ということで、今回も家から近いところでポタリングできるコースを探しまして、「道の駅しょうなん」を起点に手賀沼を周遊するコースへ行ってきました。約10キロの完全にフラットなコースで、ほぼ整備されたサイクリングロードや遊歩道を走るので、すごく走りやすかったです。
今回、コースを探すときにはじめて知ったのですが、手賀沼の近くに皇族との縁が深い、「山階鳥類研究所」があり、その隣に「鳥の博物館」があるのでそこをメインの訪問先にすることにしました。ちょうど特別企画「日本の鳥―収蔵標本公開―」の期間で、385種の剥製標本が展示されているということで、このタイミングで行けてとてもラッキーでした。
手賀沼ははじめて来たのですが、水辺に鳥がたくさんいて、何より白鳥がすごく自然にハトやスズメのようにあちこちにいたのがビックリです。白鳥は冬にやってくる渡り鳥なので、春には北のシベリア方面に帰っていくため、このゴールデンウィークの時期にはかなり減っていると思うのですが、それでも、水辺だけでなく畑やら葦のなかで潜んでいたりと、まだまだあちこちで見ることができました。
この日のコースは、「道の駅しょうなん」に車をとめて、手賀大橋をわたり「鳥の博物館」を見学。その後我孫子側の手賀沼公園近くのお店で昼食を食べてから、「北柏ふるさと公園」、「柏ふるさと公園」を巡って、「道の駅しょうなん」に戻ってくる周遊コースです。
今回は、サイクリングから戻ってきたら野菜など買って帰るため農産物直売所がある「道の駅しょうなん」を起点にしたのですが、実際に走ってみて知ったのですが「鳥の博物館」のすぐ向かいに「あびこ農産物直売所 あびこん」の大きな駐車場があり、そちらの方が空いていたので、次に来るときは「あびこ農産物直売所 あびこん」にしようと思いました。「道の駅しょうなん」は入るのに渋滞しているくらい混んでいましたし、施設も駐車場も拡張工事中だったのでかなり人気が高い道の駅なのだと思います。
参考までに今回のルートの地図を貼っておきます。実際はこのルートよりもサイクリングロードや遊歩道があるところはできるだけそちらを走るようにしました。
野菜直売所や農場直営レストランもある「道の駅しょうなん」を起点にポタリング開始
朝10時すぎには「道の駅しょうなん」に到着したのですが、この時間でも少し入るのに車が並ぶような状況。横には新しい施設の拡張工事をしてるので、かなり人気の道の駅のようです。
人気の道の駅なのでここに車をとめておくのは忍びないなぁと思いつつ、自転車をおろしてポタリングをスタートしました。
この「道の駅しょうなん」は手賀大橋の柏市側のたもとにあり、最初の目的地の「鳥の博物館」をめざして自転車をこぎだしたらすぐに手賀大橋をわたり我孫子市に入ることになります。
手賀大橋をわたると右手に大きな建物が見えてくるし、「鳥の博物館」の駐車場の案内も出てたので、はじめはそこが「鳥の博物館」かと思ったのですが、こちらは農産物直売所「 あびこん」でした。駐車場も「鳥の博物館」と共用されているし、ここに自転車をとめて道の向かいにある「鳥の博物館」までは歩きました。
多くの鳥のはく製が展示されいてすごく楽しめた「鳥の博物館」
今回のポタリングの第一の目的地「鳥の博物館」ですが、常設展示も鳥のはく製なのですが、ちょうど特別企画「日本の鳥―収蔵標本公開―」が開催されている期間で、施設の2階に385種の剥製標本が展示されていたので見ごたえがありました。日本の鳥全633種のうちの約6割の標本を見れるなんてスゴイですね。
ポタリングがてら各地の公園に行くと様々な鳥がいるので間近で観察したいのですが、あたりまえですが、近づくとスグに逃げてしまいゆっくり観察することができません。今回「鳥の博物館」に行ってすごくよかったのは、はく製になっているとはいえ鳥は本物。ゆっくり観察することができるし、図鑑でみるのとは違い現物の色や大きさを目で見て知ることができたことです。
例えば、今まで鳴き声を聞くことは多かったのですがなかなか見ることができなかった「ウグイス」も標本のなかにいて、あぁこんな鳥なんだと驚きました。小さいし茶色だし山では絶対に見つけられないなぁと思いました。
手賀沼沿いの遊歩道を走り「North Lake Cafe & Books」でランチ
「鳥の博物館」をでてたら「あびこん」の裏から遊歩道へでてしばらく自転車を走らせてランチの目的地にしていた「North Lake Cafe & Books」を目指します。
住宅地の横にある遊歩道を走り「手賀沼公園」の少し手前で、右折するとちょうど「North Lake Cafe & Books」に突き当たるところを狙って曲がりいったん遊歩道から外れます。
手賀沼の周辺はおいしそうなランチを食べられそうなお店が多かったのですが、「North Lake Cafe & Books」は、地元の新鮮な野菜を使ったカジュアルなランチが食べれそうということで選びました。パッ見は完全に古本屋さんに見えるし中は見づらいしで、少し入るのにちゅうちょしましたが(^^;
「North Lake Cafe & Books」のお店のなかに入ると入口付近に古本も並んでますがカフェのスペースの方が大きかったです。自転車をとめるようのラックも設置されていたのでサイクリングがてら寄る人も多いのかも。
ランチでいただいたのは「焼きカレー」豆の入ったカレーで少しトマトも効いていてスゴクおいしかったです! サラダも新鮮な地元の野菜が使われていてもちろんおいしかったのですが、僕が苦手なパクチーを見過ごしてちょっと失敗... 食べる前に気づけばパクチー好きの奥さんにあげたのに~ ドリンクでお願いした食後のコーヒーもこれまた雑味がなくすごくおいしく頂きました♪
腹ごしらえ後はのんびりとサイクリングロードを走ります♪
「North Lake Cafe & Books」を出た後は再び、手賀沼沿いの遊歩道に戻り、「手賀沼公園」方面に向けて走ります。
「手賀沼公園」を抜けたら次は「北柏ふるさと公園」を目指します。この手賀沼沿いは大きな公園が各所に整備されていて自転車も走らせやすいし地元の人はうらやましいなぁと思いました。
サイクリングロード沿いに広がるのは、ヨシ?アシ?
そういえば今回、葦原を見て、奥さんは「ヨシ」僕は「アシ」というので、なぜにヨシとかアシとか言うのかなと思い調べてみたのですが、中世に、葦が悪(あ)しに 通ずるために、 わざと 善(よ)しに 言いかえたそうです。なのでアシでもヨシでも間違いじゃないみたい。しかも、関西地方では、お金を意味する「お足」に通じるため、「アシ」の名前が残されているみたいで、関西出身の僕はアシになじみが深いのかも? 実は、心の中では「葦」って漢字書くんだから「アシ」が正解でしょ~と思ってましたw
最後は「道の駅しょうなん」でお買い物♪
サイクリングロードをのんびり走り「道の駅しょうなん」戻ってきたら後は農産物直売所でお買い物です♪♪
ポタリング中にお買い物しても荷物になるので、農産物直売所は最後にしようということで、この「道の駅しょうなん」を起点にしたわけですが、実は、農産物直売所に関しては「鳥の博物館」に行った時に寄った、「あびこ農産物直売所 あびこん」の方が品揃えも多く、お値段もよりお手頃な印象を受けました。そのため、ここでは必要なものを選んでお買い物して、あらためて「あびこ農産物直売所 あびこん」に寄ったという(^^;
「道の駅しょうなん」はまだまだ拡張工事中で人気は続きそう。でも、自転車で手賀沼を周遊して、最後に「農産物直売所」に寄るコースなら、「あびこ農産物直売所 あびこん」を起点にした方が駐車場も停めやすいしこちらの方が良いかもと思いました。しかも、帰り道で「道の駅しょうなん」寄ったとしても「あびこん」までなら、そんな距離でもないので全然問題ないですし。
まとめ
今回も近場のサイクリングコースということで手賀沼に行ってきましたが、サイクリングコースの景色が良かったのはもちろんですが、鳥の博物館に水辺の水鳥や農産物直売所に素敵な公園と思った以上に充実して楽しむことができました♪ 魅力がいっぱいのエリアで地元の人がうらやましいです。奥さんとは、次回は白鳥がたくさんいる2月の暖かい日を狙ってまた来たいねと話してます。